昨年、あまりの美味しさに目覚め、作りまくったのが炊飯器の保温機能で作る「こうじ甘酒」です。
「米こうじ」と「お米」だけのシンプル材料なのになぜこんなに優しい甘みが出るのか。忘れないうちに作り方を記しておこうと思いながら早1年。
出来上がるまで9時間半かかりますが傍に付いている必要は無いので夜間仕込んでおけば朝には完成です。
何よりも大事なのは保温中ずっと55℃〜60℃キープということなので料理用温度計必須。
温度が低いと麹が活発に動かず、高すぎると麹が甘さを出してくれないので保温の温度重要。
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と言うことで[材料と道具]
- 生米=1合
- 水=600cc
- 米こうじ(乾燥こうじでも同量)=200g
- 水=200cc
- 保温機能付きの炊飯器
- 料理用温度計
- ふきん=1〜2枚
①↓お米を研いで600ccの水に30分漬けた後「おかゆモード」で炊きます。
(炊き上がり目安は1時間)。
②↓その間に麹をもみほぐしておきます。
洗った清潔な手で丁寧に細かくほぐす(ピントどこにも合ってない)。
③↓炊き上がった「おかゆ」。
↓おかゆに水200ccを少しずつ加えておかゆを65℃まで下げます。200cc使いきる前に65℃まで下がったらそれ以上は水不要。
④↓65℃まで下げた”おかゆ”に②でほぐした麹をまんべんなく混ぜます。
⑤↓炊飯器のフタを開けたまま”ふきん”をかけ、「保温モード」で8時間保温開始。ここから8時間おかゆを60℃キープです。
↓我が家の炊飯器はフタを3cm〜5cmほど開けておくと8時間ずっと60℃キープだったのでフタが跳ね上がらないように”重し”として「まな板」を乗せています。
⑥↓2時間経過の図。その時の気温によってふきんを1枚にしたり2枚にしたり。
⑦↓私は日中作るので、思い出した時に”料理用温度計”で60℃キープ出来ているか確認しています。
⑧↓8時間後ほんのり黄色になって「こうじ甘酒」完成。
麹の力で優しい甘さに仕上がっています。
お米を研いでからここまでで約9時間強、待っている間に良い香りがしてくるのが楽しみな甘酒作り。
⑨↓清潔な保存瓶などに移し、冷めたら冷蔵庫保管。飲む時はそのままスプーンですくって食べても良し・薄めてドリンクにしても良し、お好みで。
1日1回80g(約65kcal)ほど飲んでいます。
ところで先に夜間仕込んでおけば大丈夫と書きましたが、私は極度の心配性なので1日家に居られる日に作って、気づいた時に温度計が60℃を指しているか確認しています。
でも、昨年から10回以上作りましたが1度も60℃を超えたことありません。なので杞憂なんです。この心配性が恨めしい。
↓保存はこれ1本にぴったり入るので、このボトルを使っています。
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↓夏場は水出し茶を作っているこのボトルは美しい・使い勝手良い・シンプル構造ゆえのお手入れ簡単で買って良かったアイテム。
↓このグリーンもすごく好み。ホワイトもこの価格だと嬉しいなーとか思ってしまう。
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↓あ、温度計は100℃まで計れる温度計じゃないと使えないので買う時は要注意。ガラス製・シンプル・洗いやすい上にケースも付いて保管が楽です。
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↓ガラスじゃないから割れる心配なしと言う点でこのデジタル温度計を次に買おうと思っているのですが今使っているのが全然壊れる気配無し(うちの温度計30年は使っている気が……)。
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↓保温時に炊飯器にかけているのは白雪ふきん×たち吉コラボの「京からくさ」模様。
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↓それとこちら。
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白雪ふきん、可愛らしくてプレゼントで貰うことが多いのですがこのように役立ってくれています。
そうそう、甘酒に含まれる酵素「リパーゼ」は消化機能を助け、体に蓄積された体脂肪を分解する働きがあり、尚且つビタミンB群や内臓の働きを活発にするアミノ酸など栄養成分がたっぷりです。
とはいえ糖尿病患者はカロリーに注意しなければいけないので1日1回約80cc(65kcal)を疲れた時などにお猪口で飲んでいます。
砂糖が入っていないのにこの優しい甘さ。疲れた体にじんわり染みます。