毎年漬けている韓国のメシル茶、今年も作りました。
メシル茶のメシルは韓国語の「梅」のことで日本で言うと梅ジュース。
3週間〜で漬かり上がるので夏用の水分補給として毎年6月に漬けて何年目?
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メシル茶の作り方は梅の実と甘味料が同量なので覚えやすいです。
私は白砂糖や氷砂糖よりはGI値の低いハチミツで漬けています。
GI値については最後に記載するとしてまずはメシル茶のレシピ。
↑今年はふらっと行ったコストコで1,698円/3kgと言う破格の和歌山産南高梅を発見したのでコレを使って仕込みました。
青梅より、黄色に完熟した梅で漬けた方が好きなので箱を開けて↑この色だった時は思わず小躍り。見事な完熟〜!だから安かったのかも。
更に、コストコで気になっていたクローバーの大容量蜂蜜も買ってこの2つの材料でメシル茶を仕込みます。
(↓この蜂蜜が当たり!クセがなくて蜂蜜らしいはちみつでとっても美味しい)
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レシピ 「メシル茶」
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- 梅の実=1kg
- はちみつ=1kg
- 好みで黒酢=100cc(酢が苦手な我が家は入れません)
作り方
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①まず梅の実をザブッと水洗いし、ヘタを取ります。
②ヘタは皮を傷つけないように竹串などで丁寧に取りましょう。
③その後ヘタを取り終わった梅の実を全部冷凍します。
(梅の実は冷凍してから漬けると細胞が早く壊れ、早く漬かりやすくなるので)
④冷凍した日の夜寝る前に瓶を熱湯消毒しておきます。
↓こんなに大きな瓶が入る鍋は無いので、瓶とフタに熱湯をたっぷり浴びせてお湯が完全に乾いたら完成。なので寝る前にやっておくと次の日には乾いた瓶の出来上がりと言うワケです。(レトロな保存瓶についての記事)
⑤次の日、完全に乾いた瓶に凍った梅の実と同量の蜂蜜を入れたらしっかりフタをして仕込みは完了。(↓画像は瓶2本にそれぞれ1kgずつ)
あとは毎日瓶をひっくり返したりゆすったりして梅の実が常に糖分に覆われるように気を付けるだけで3週間後には出来上がりです。
フタにでも出来上がりの目安の日にちを印しておくと分かりやすいです。
[メシル茶作りで気を付けることは以下の2点]
①瓶(とフタ)はしっかり熱湯消毒。
②梅は空気に触れるとカビ易いのでそれを防ぐために瓶を毎日上下ひっくり返したりゆすったりして梅の実全体がハチミツに漬かるようにする。
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漬かったら水、炭酸水、牛乳などで好きに割って夏の間楽しむメシル茶。
我が家はロードバイクに乗るので運動のお供にも酸・糖分・水分が摂れて最適です。
もちろん糖尿病に糖分は……なのでほどほどにですが。
さて、GI値。
「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」とは血糖値の上昇スピードを表す指標のことで、GI値が低いほど血糖値上昇スピードが緩やかであると言われています。
糖尿病患者にとって血糖値の急な上昇は避けたいのでGI値は気にしておくべき数値。
そんなGI値は氷砂糖=110。蜂蜜=平均80(花の種類によって変動)
低GI値はGI値が60以下だと言われているので、氷砂糖でもはちみつでも高GI値食品なのには変わりないのですが少しでも低くと思っての蜂蜜採用です。
そして今年は今までメシル茶に使ったことのない甘味料でも実験的仕込みをしています。
それに関しては次の記事で。
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